突然くる背中の激痛…それ「ぎっくり背中」かも?
朝起きて体をひねった瞬間
洗濯物を取ろうとしただけなのに
背中にビキッと走る激痛…。
それ、実は最近増えている
**「ぎっくり背中」**かもしれません。
腰のぎっくり腰ほど知られていませんが、
背中にも同じように急性の筋・筋膜トラブルが起こることがあります。
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ぎっくり背中って何?
ぎっくり背中は正式な病名ではありませんが、
主に以下のような状態を指します。
• 背中の筋肉・筋膜の急な損傷
• 筋肉の過緊張による炎症
• 軽度の肉離れ
特に痛みが出やすいのは
肩甲骨の間〜背骨周辺。
「息を吸うだけで痛い」
「体を少し動かすだけで激痛」
というケースも少なくありません。
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ぎっくり背中の主な原因
長時間の同じ姿勢(デスクワーク・スマホ)
急な動き(振り向く、伸びをする)
疲労の蓄積・睡眠不足
冷えによる血流低下
運動不足からの筋力低下
「特別なことをしていないのに起こる」
のが、ぎっくり背中の特徴です。
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なってしまったらどうする?
① まずは無理に動かさない
痛みが強い時は、無理に動かすのはNG。
楽な姿勢で安静を優先しましょう。
② 炎症が強い場合は冷やす
発症直後で
• 熱感
• ズキズキする痛み
がある場合は、**冷却(10〜15分)**が有効です。
③ 痛みが落ち着いたら温める
数日後、炎症が落ち着いたら
入浴や蒸しタオルで血流を促すと回復が早まります。
再発予防のポイント
姿勢の見直し
肩甲骨まわりのストレッチ
体を冷やさない
日常的な軽い運動
特に肩甲骨が固い人は要注意。
日頃のケアが一番の予防になります。
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まとめ
ぎっくり背中は
誰にでも突然起こる可能性がある痛みです。
「そのうち治るだろう」と我慢せず、
早めの対処とケアが大切。
背中の痛みで不安がある方は、当院にご相談ください!









