首が痛いときの原因と対処法は?

長時間のデスクワークスマートフォンの使用により、気づかないうちに首を酷使している方も多いことでしょう。
首の痛みには、重大な病気が隠れている可能性もあります。
本記事では、首が痛い原因と対処法、首の痛みが出る病気について解説します。
痛みが悪化する前に適切な対処をして、症状の早期改善に努めましょう。

首の痛みの原因とは?😨

首が痛いときにはさまざまな原因が考えられます。
以下では、代表的なものを3つご紹介します。
首の痛みが悪化する前に、原因を確認し改善に努めましょう。

首に負担のかかる姿勢

毎日のスマホやパソコンの使用時に、姿勢が悪くなってはいないでしょうか?
猫背の姿勢のまま長時間座りっぱなしでいると、気がつかないうちに首への疲労も蓄積されていきます。
猫背は、背中が丸くなっている状態のみを指すのではありません。
肩の位置より、耳の位置の方が前に出ている状態も猫背と言われます。
 
成人の頭の重さは約4〜6㎏あり、最も姿勢が悪い状態では、首に約27㎏もの負担がかかります。
姿勢の悪さにより、背骨の湾曲が崩れると、頭を支える首や肩の筋肉に必要以上に圧力が加わり、さまざまな不調を引き起こす首の痛みの原因となるため注意が必要です。
 

ストレスによる自律神経の乱れ

精神的、身体的ともに高強度のストレスがかかると、自律神経が乱れる原因になります。
さらに、自律神経が乱れてリラックスできない状態が長く続くと、筋肉の緊張にも大きな影響が出ます。
その結果、首のコリが酷くなってしまう恐れがあるのです。
 

血行不良🩸

自律神経が乱れて筋肉の緊張が続くと、血行も悪くなります。
血行不良になると、全身に必要な栄養が行き渡らず、首の痛みから身体全体の不調へと発展する可能性も高まります。

処法と予防法

首の痛みが軽度の場合は、自分でできる対処法もいくつかあります。
以下では、自宅でできる首の痛みの予防方法と、痛みが発生した際の対処法をご紹介します。
首の痛みは日常生活に支障をきたす原因になるため、できるだけ痛みを出さないように普段の生活から気を付けて見直していきましょう。

パソコン・スマホ使用時の姿勢に気をつける🧑‍💻

パソコンやスマホを使用する際は、背中が丸まらないように胸を張って、顎を引いた姿勢を意識するようにしましょう。
画面と目線の位置を同じ高さに持ってくることも大切です。
操作に夢中になると忘れ、1時間おきに10分〜15分程度の休憩を取り、長時間同じ姿勢を取り続けないよう注意しましょう。
 

寝具の見直しをする

首の痛みやコリの原因は、枕が身体に合っていない可能性もあります。
上向きに寝た状態で、マットレスから首の角度を約5〜15度の角度にすると、首の痛みや疲労が軽減されるという報告もあります。
自分に適した枕を選ぶのが難しい場合、個人の体型に合わせて枕を作ってもらえるサービスもありますので、適宜活用するのがおすすめです。
 

温めて血行を良くする

身体を温めて血行を良くするには、湯船にしっかりと浸かるのが効果的です。
夏でも湯船につかることで、身体の疲労回復が期待できます。
部分的に温めたい場合は、温湿布や加熱パッドを使用する方法もあります。
湯たんぽなどを使用する際は低温やけどに注意が必要です。
 

冷やして炎症を抑える

冷湿布などで冷やして炎症を抑えることで、痛みが改善する場合もあります。
冷やす前に、まず患部を確認することも大切です。手で触れてみて熱を持っている感覚があれば、熱を取り除くために冷却して安静にしましょう。
自宅にある氷のうや保冷剤を使用する際は、患部を冷やしすぎないように皮膚の状態も確認しながら行ってください。

首の片側が痛い場合の原因

首の痛みでお悩みの方のなかには、片側のみが痛いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
以下では、首の片側が痛い主な原因を3つご紹介しています。
普段の生活で気を付ける点や、他に身体の症状はないかも合わせてチェックしてみてください。

肩・首こり

痛みの原因の多くは首コリと肩コリです。
特に40代以降になると、首や肩のコリに悩まされる方が増えてきます。
筋肉の緊張から血流が悪化し、疲労物質が蓄積された結果、痛みが発生してしまいます。
長時間同じ姿勢でのデスクワークや、肩に負担のかかる重労働で痛みが悪化する場合もあります。
片側だけに症状が出るのは、身体の使い方や姿勢の悪さも一つの要因です。
 

首に負担がかかる寝方をしている🛌

寝ている時の姿勢の悪さが原因で、首に負担がかかり炎症が起きてしまうケースがあります。
痛みの程度は状態によりさまざまですが、酷いときは首が全く動かせないほどの痛みを感じることもあります。
予防のためには、自分の身体に合った枕やマットレスを選ぶことが大切です。
 

まとめ

本記事では、首の痛みの原因と対処法について解説しました。
首の痛みの予防には、毎日の生活習慣の見直しからはじめてみましょう。
首は、脳と全身をつなぐとても重要な部位です。
痛みが長引く場合や、以前よりも強くなってきた場合は我慢せず、早めに対応をしましょう。



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この記事を書いた人

柔道整復師
青砥駅前接骨院
院長 大関 悠太

青砥駅前接骨院の院長の大関悠太です。
根本治療で一緒に体の変化を楽しみながら健康な体づくりをしていきましょう!

柔道整復師免許証
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