背中の痛み

・座っているだけなのに背中が痛む

・仕事中に背中の痛みが出て集中できない

・何気ない動作で急に背中が痛くなった

・背中に激痛を感じてから息をすることも辛かった

◯背中の痛みの原因を作る見落としがちな動作

日常生活の中で、私たちは意識せずに様々な動作を行っています。

その中には、背中に負担をかけ、痛みの原因となっている動作が潜んでいます。

ここでは、特に注意が必要な動作についてご説明します。

まず、デスクワークにおける姿勢の問題があります。

パソコンやスマートフォンを見るとき、私たちは無意識のうちに画面に近づこうとして前かがみになります。

この姿勢を長時間続けると、背中の筋肉に過度な負担がかかります。

さらに、椅子に深く腰掛けずに浅く座る、背もたれに寄りかからずに背中を丸める、

そういった座り方も背中への負担を増やす原因となります。

重い荷物の持ち方も要注意です。

買い物袋を片手で持つ、重いバッグを同じ側の肩にかけ続ける、といった習慣は体の左右バランスを崩します。

また、床から重いものを持ち上げる際に、膝を曲げずに腰を曲げて持ち上げる動作は、

背中に大きな負担をかけてしまいます。

そして、睡眠時の姿勢も見逃せません。

柔らかすぎるマットレスでの睡眠や、うつ伏せ就寝は背骨の並びを崩す原因となります。

他にも、横向きで寝る際に、体が大きくねじれた状態になっていることも背中への負担となります。

主婦の方々であれば、家事の動作にも注意が必要になります。

例えば掃除機をかける際の前かがみの姿勢、洗濯物を干す時の腕を上げ続ける姿勢、

床拭きの際の腰をひねる動作など、これらの動作も背中に負担をかけています。

さらに、これらの動作を急いで行うと、より大きな負担がかかってしまいます。

お体のために行っているエクササイズや運動時の動作にも注意を払いましょう。

ストレッチや運動を行う際に、急激な動きや無理な姿勢をとることは、かえって背中を痛める原因となります。

特に、体が十分に温まっていない状態での急な動きは危険です。

◯背中の痛みを軽減するために意識したい姿勢のポイント

背中の痛みを軽減するためには、日常生活での姿勢を見直すことが改善への近道となります。

ここでは、場面ごとの正しい姿勢のポイントについて、詳しく説明していきます。

*デスクワーク

デスクワーク時の姿勢については、まず椅子の座り方から見直しましょう。

背もたれにしっかりと腰をつけ、足は床にぴったりとつけます。

この時、椅子の高さは、太ももが床と平行になる高さが理想的です。

パソコンの画面は、目線よりもやや下になるように調整し、キーボードは肘が90度に曲がる位置に置きます。

このような姿勢を保つことで、背中への負担を最小限に抑えることができます。

*買い物

荷物を持つ際は、重さを分散させることを意識します。

買い物袋は両手に分けて持ち、リュックサックを使用する際は両方の肩掛けを使用します。

重いものを持ち上げる時は、膝を曲げてしゃがみ、背筋を伸ばした状態で持ち上げるようにします。

体の重心を意識し、できるだけ物を体の近くで持つことも大切です。

*睡眠

睡眠時の姿勢や寝具との相性も重要です。

寝具は適度な硬さのものを選び、横向きで寝る際は膝を軽く曲げ、枕は首が真っ直ぐになる高さのものを使用します。

体がねじれないように、必要に応じて膝や腰の下に薄い枕やクッションを入れることも効果的です。

*家事

家事の際は、作業する位置を意識します。掃除機をかける時は、掃除機を体の正面で動かし、体全体で動くようにします。

洗濯物を干す際は、腕を上げすぎない高さに調整し、必要に応じて踏み台を使用します。

長時間の作業は適度に休憩を入れ、同じ姿勢が続かないよう気をつけましょう。



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この記事を書いた人

柔道整復師
青砥駅前接骨院
院長 大関 悠太

青砥駅前接骨院の院長の大関悠太です。
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柔道整復師免許証
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