前腕の痛みについて
「手を動かすと前腕がズキッと痛い」「パソコン作業の後にだるさが残る」
そんな経験はありませんか?
前腕の痛みは、放っておくと慢性化して肩や肘まで広がることもあります。
今回は、前腕痛の主な原因と、自分でできる対処法を紹介します。
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前腕の痛みの主な原因
① 筋肉の使いすぎ(オーバーユース)
• タイピングやスマホ操作、手作業などで前腕の筋肉を酷使すると、筋線維が微細に損傷し炎症を起こす。
• 特に長橈側手根伸筋や円回内筋などが疲労しやすい。
② 姿勢や動作のクセ
• 猫背や肩の巻き込み姿勢で作業すると、腕全体の筋肉に無理な負担がかかる。
• 手首を反らしたままの作業(マウス操作など)も負担増。
③ 腱の炎症(腱鞘炎・テニス肘・ゴルフ肘)
• 手首や肘の使いすぎにより、筋肉が骨に付着する部分に炎症が起こる。
→ 外側の痛み:テニス肘(外側上顆炎)
→ 内側の痛み:ゴルフ肘(内側上顆炎)
④ 神経の圧迫
• 頸椎(首)からくる神経の圧迫や、**前腕部の神経絞扼(しめつけ)**によっても痛みやしびれが起こる。
→ 例:円回内筋症候群、橈骨神経痛など。
自分でできるケア方法
1. 休ませる・冷やす
2. 姿勢を整える
3. 温熱ケア
まとめ
前腕の痛みは「使いすぎ」「姿勢のクセ」「神経の圧迫」など、日常動作の中に原因が隠れています。
早めにケアを始めることで、痛みを悪化させずに回復が期待できます。
お悩みがありましたらぜひ当院にお任せください!









