内転筋の “柔らかさ” がなぜ大事なのか

— 股関節まわりを整えるための基礎知識 —

太ももの内側にある筋肉群を「内転筋」と呼びます。

ここは、股関節を “閉じる” 動きに関わる筋肉です。

ただ実は、

この内転筋は “固くなりやすい筋肉” とよく言われます。

座る時間が長い人

ガニ股や、反対に内股がクセになっている人

腹筋よりも内ももばかり力が入りやすい人

こういうタイプの方は

内転筋の柔軟性が落ちているケースがよく見られます。

内転筋が硬くなると何が起こる?

内転筋は「股関節の動きの中心」を担っているので

ここが固くなると

• 骨盤が後ろに倒れやすい(猫背方向)

• 股関節を外へ開きにくい

• 歩行中に足が内側へ流れる

• 膝関節にねじれストレスが入りやすい

など、“姿勢” や “膝の負担” にも関わりが出やすくなります。

たとえば、

「開脚が苦手」「脚を開くと腰がしんどい」

こういう方は、内転筋の影響を受けていることは少なくありません。

逆に、柔らかいとどう変わる?

内転筋にほどよい柔軟性があるだけで

• 股関節の可動域が広がる

• 骨盤がまっすぐ立てやすい

• 下半身の動きに “余裕” が出る

• スクワットなどの運動フォームが安定しやすい

“日常動作のしやすさ” が自然と上がります。

これはスポーツ選手に限った話ではなく

デスクワーク中心の方にも、とても大切な視点です。

まとめ

内転筋は、

「股関節の開閉をコントロールする」だけではなく

日常の姿勢

歩行の癖

膝へのストレス

骨盤の立ちやすさ

こういった幅広いところに影響します。

だからこそ「柔らかさ」が重要。

難しいケアよりも

“30秒でいいから、毎日内ももをゆるめる”

これだけで、身体の使いやすさは変わり始めます。



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この記事を書いた人

柔道整復師
青砥駅前接骨院
院長 大関 悠太

青砥駅前接骨院の院長の大関悠太です。
根本治療で一緒に体の変化を楽しみながら健康な体づくりをしていきましょう!

柔道整復師免許証
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