上をむくと首が痛い!
最近、「上を向いたときに首が痛い」という相談が増えています。
洗濯物を干すとき、天井を見上げたとき、あるいは美容室でシャンプー台に頭を預けたときなど…
日常のちょっとした動作で痛みを感じると不安になりますよね。
頚椎(けいつい)の動きの制限
首の骨(頚椎)は7つあり、それぞれが連動して動きます。
上を向くときは後方に反る動き(伸展)が必要ですが、
この関節や周囲の筋肉が硬くなっているとスムーズに動けず、痛みが出ます。
筋肉のこり・緊張
特に「後頭下筋群」「僧帽筋上部」「肩甲挙筋」などが硬くなっていると、
首を後ろに倒す動作で引っ張られて痛みが出ます。
スマホ首(ストレートネック)
長時間のスマホ・PC操作で首のカーブが失われると、
上を向くときに関節に過剰な負担がかかります。
頚椎症(けいついしょう)
加齢や姿勢不良などで首の関節や椎間板が変形し、
神経や関節包にストレスがかかって痛むこともあります。
1. 首のストレッチ(無理のない範囲で)
• 肩をすくめてストンと落とす(肩の力を抜く)
• 首をゆっくり左右に倒す
• 顎を軽く引いて、首の後ろを伸ばす
※「痛気持ちいい」程度に。強く反らせるのはNG!
2. 温めて血流を良くする
ホットタオルや入浴で温めることで、筋肉の緊張を緩めます。
3. 姿勢の見直し
• スマホは目の高さで操作
• デスクワーク中は背もたれに軽く寄りかかる
• 顎を少し引いて首をまっすぐに保つ
まとめ
「上を向くと首が痛い」原因の多くは、姿勢や筋肉の緊張です。
放っておくと慢性化してしまうこともあるので、
早めのケアと姿勢改善が大切です。
無理せず、当院にご相談ください!









